red_making2008-03-03

春らしくなってきましたね。
先日、2月28日にはテアトル新宿で先行ロードショーもあり、
「連赤」もいよいよ東京での公開が迫ってきました。
いち早くご覧になった皆さんの感想はいかがでしょうか?


さて、ベルリン国際映画祭でのダブル受賞は、若松監督にとっても嬉しい誤算だったようです。
何か受賞するのではないかという話は飛び交っていたのですが、まさか二つとは・・・。
「国際芸術映画評論連盟賞」のトロフィーは薄いガラス板を重ねたような、
やや壊れやすそうなものでしたが、監督もさすがに大事にしていたせいか、
無事日本まで持って帰ってこれたようです。

ベルリナーレの公式ホームページに、その「国際芸術映画評論連盟賞」
の受賞理由が載っていたものを知り合いが訳してくれましたので、載せてみますね。

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実録・連合赤軍」は、聴衆に深い映画体験をもたらす、興味深く感銘を与える
映画だ。当時の過激な若者の運命を追体験することは、今日の若者にとっても価
値ある経験となるだろう。作品の長さも短所ではなく長所になる映画であり、
そのテーマは議論のための興味深い開始点になる。
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