昨日は、渋谷・アップリンクファクトリーで初回の上映でした。
たくさんのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。
上映終了後、足立正生監督、そして大槻節子役で出演された藤井由紀さんを
お迎えして、竹藤司会で3人でトークさせていただきました。
裁判にはならなかったので、申しわけなかったですが(汗)
若松監督とともに、まさに映画で扱われた時代に深くかかわってこられた
足立監督のお話は、非常にリアルで、聞き入ってしまいました。
連合赤軍の遠山さんと重信さんのお話、
山田さんが「赤軍-PFLP 世界戦争宣言」を見にきていたお話・・・
そして若松監督がなぜ映画をつくったか?
本人以上に理路整然と、解き明かされて、ううーんと唸った次第です。
現在は、若松監督と山口二矢についての映画のシナリオにかかっていらっしゃる
足立監督。これはまた、楽しみですね。
そして、藤井さんからは、役者としての皮膚感覚についてのお話が。
劇団唐組の看板女優の藤井さん。
実は初めての映像出演が「連合赤軍」だったそうです。
舞台と映像の違いにとまどいつつ、若松監督の
「皮膚感覚で」という一言でふっきれたとか。
撮影中に吹き荒れた「風」のお話には、現場にいた私も納得でした。
一人亡くなるごとに、強い風が吹く・・・今でも「大槻さんの目線」を
感じるという藤井さん。
実在の人物を演じる重みを、出演者の方々それぞれが感じていたに違いありません。
藤井さんの公演もまもなくということで、告知もありました。
劇団唐組20年春新作 「夕坂童子(ゆうざかどうじ)」
http://homepage3.nifty.com/shibai/ (公式ファンサイト)
大阪(精華小学校) 4月25日(金)26日(土)27日(日)
東京(花園神社) 5月3日(土)4日(日) / 10日(土)11(日)
どうぞこちらも宜しくです。